Tsukimura Yuzuki (LUNA)
長野出身の少女。恋人・Yuiとの約束を胸に、古いギターを抱えて上京した。街角で歌い、仲間と出会って「LUNAR EXIT」を結成した。
Kujo Masaya (MAYA)
天才音楽家。彼は圧倒的な演奏で人々を魅了する。冷酷な秘書と共に現れるその姿は、LUNAたちの運命を揺るがす存在だ。
Takada Genichi
ライブハウス「四号倉庫」の店主。MeiやLunaから「源さん」と呼ばれ、若き日のNAjNAの原点を陰で支えた人物。
Nguyen Koji(グエン コウジ)
沈黙の低音支柱。ベトナム系日本人の二世として孤独を抱えつつも、圧倒的なリズムと忠義でNAjNAを支えるベーシスト。
Yashiro Reiji
八代玲司は焼肉店「八代屋」の店主で、アマチュアバンドのベーシスト。陽気なムードメーカーとして、ライブを予測不能な宴に変えてきた。彼の伝説の全裸疾走事件が、LUNAR EXIT誕生のきっかけとなった。そのため、NAjNAのボーカル・SARAに密かに想いを寄せている彼は、“LUNAR EXITの生みの親”とも称されている。
Kosaka Yui (Yui)
松本短大卒。高校時代、後輩のLunaにギターを教え、恋人となる。上京して幼稚園教諭となるが、やがて彼女との連絡は途絶えていった。
Kosaka Risa
九条雅也の専属秘書。気品と冷静さを兼ね備え、近寄りがたい冷徹さと謎めいた気配を漂わせる。
Kiritani Nobuo
NAjNAのギタリスト伸夫。努力型でバンドを支え、サラと共に歩み始めた。Meiと交際しながら、その不在がLUNAとMAYAの出会いを導いた。
Mochizuki Yura
福井出身の写真家。十八歳で故郷を離れ東京へ。街角で出会ったLUNAをレンズ越しに追い続け、彼女の歌声が届かない静けさを写真に刻む存在。
Akanishi Rina Kurosawa Hibiki Shiraishi Yui
八代玲司の“最高の共犯者”とも言うべき高校生トリオ。ハチャメチャなロックを信条に、インディーズ音楽界で予測不能な楽しさを巻き起こす存在だ。
Hirose Mei (MEI)
NAjNAの大阪出身ドラマー。「大阪発のハイパーエンジン」と呼ばれ、豪快で面倒見のいい姉御肌。Luna を姉のように支える存在。
Tachibana Satomi
渋谷のカフェ「風鈴」の店主。数年前に家族を失いながらも、東京でのLunaを長年支え続けてきた存在。
Kamishiro Sara
孤独と詩を背負い、激情を歌に刻むNAjNAのボーカル。暗黒の女王として圧倒的にステージを支配する存在。
Ichinose Ryo
都会の闇を駆ける孤狼のような少年。背負うベースから放たれる低音は、荒々しくも鋭く深く心の奥底を突き刺す。